東京外郭環状道路の千葉県・高谷JCT〜埼玉県三郷南ICが2018年6月2日開通し、半年が経過した。開通により東北道〜東関東道の経路選択において極めて大きな転換がみられるほか周辺道路の交通環境も改善するなど、千葉県と埼玉県を結ぶ交通に大きな変化が生じている(2019/01/10)。
(首都高速道路)
効果概要
①東北道〜東関東自動車道の経路分担率変化
開通前 99%が首都高速経由
開通後 24%が首都高速経由、残り76%が外環道経由に。
(首都高速道路)
②中央環状内側の渋滞損失時間が3割減少
開通前 34100台時/日
開通後 25300台時/日
(首都高速道路)
③市川・松戸市内の一般道の走行状況改善
・主要一般道の交差点43箇所で交通量1割減少
・その結果、道路渋滞による損失時間が2割減少
・市川松戸線の通過時間 最大約21分→約12分 約4割減少
・国道6号→京葉道路原木ICの通過時間 最大約36分→約27分 約3割減少
④市川市内の生活道路の環境改善
・市川市内交差点10箇所で交通量3割減少
・生活道路の急ブレーキ回数が半減
周辺交通量の変化
①外環道と周辺高速道路の交通量変化
(首都高速道路)
②一般道の旅行速度変化
(首都高速道路)
感想・まとめ
効果絶大、としかいいようがないね。これは。
以前からの繰り返しになるが、都心通過交通が減少するのは大歓迎。