どらったら!!

東京都中央区、江東区の臨海部を中心としたメモ。独自の情報を除いては、報道ベースではなく、発表主体の情報をベースに書くことを基本にしています。最近はゲリラ的な花火大会情報も提供。

#364 わたしたちが創造する新しいまちづくり 晴海をよくする会がHPリニューアル

「晴海をよくする会」の公式サイトのデザインが、全面リニューアルされた。このサイトを見始めて10年ぐらいになるだろうか。デザインが全面的に新しくなったのをみたのは個人的には初めて。年表を見るとちょっとみえてくるものがあった(2020/01/31)。

f:id:dorattara:20200130231544p:plain

(晴海をよくする会)

年表を見る

あまり変わったところはないと思うが、興味深いこともいろいろ書いてあった。

 

晴海をよくする会の発足は1984年。

1985年 中央区が「新交通の晴海延伸」を東京都に要望していた。

1986年 晴海アイランド計画発表

1988年 東京メトロ有楽町線新富町から新木場まで伸びている。

1989年 ホテルマリナーズコートが開業、

1991年 晴海客船ターミナル完成、東京都が清掃工場計画を発表し、中央区が白紙撤回要求。

1994年 晴海1丁目の再開発事業着工、中央区が清掃工場計画を発表

1995年 ゆりかもめ(新橋〜有明)開業

1998年 東京駅と臨海副都心を直結させる地下鉄建設促進期成同盟の発起人会

(石原知事の時代)

1999年 運輸政策審議会答申

2000年 大江戸線(都庁前〜新宿環状線区間)開業

2001年 清掃工場開業、トリトンスクエア竣工

2004年 ホテル浦島解体、晴海センタービル着工

2006年 ゆりかもめ有明豊洲)開業、晴海大橋開通、センタービル竣工

2007年 環状2号線都市計画変更決定

2008年 2016年五輪国内候補地位決定

2009年 スカイリンクタワー竣工、五輪落選

2010年 クロノレジデンス着工

2011年 晴海フロント竣工

(猪瀬知事の時代)

2012年 ティアロレジデンス着工、中央区総合交通計画策定

2013年 ドゥ・トゥール着工、2020東京大会決定

(舛添知事の時代)

2014年

 月島警察署竣工

 自転車シェアリング基本協定(中央区、港区、千代田区江東区

 晴海まちづくりの考え方選考改定

 東京都「広域交通ネットワーク計画について」策定

 東京都「都心と臨海副都心とを結ぶBRTについて」中間整理

 地区将来ビジョン策定 

2015年

 ドゥ・トゥール竣工、選手村予定地が都市計画決定

 BRT基本計画発表

2016年 交通政策審議会答申公表

ホームページのリニューアル

最初のリニューアルは2006年9月。

2016年東京五輪国内立候補都市に決まった2006年8月の翌月のことだった。

次のリニューアルは2012年10月1日。

今回が3回目、ということになるのだろうか。

 

感想・まとめ

年表を見ると、歴代の知事がどれだけ晴海に貢献してきたかがはっきりわかる。

晴海地区が大きく動いたのは2014年で、この年が本当にキーポイントだった。

舛添知事になった年(2014年2月〜16年6月)で、わずか2年間の在任中に、BRT計画を現実的なものにし、臨海地域地下鉄構想を交通政策審議会答申にねじ込んだ功績は非常に大きい。

 

で、現在の知事が就任してから、何か進んだことがあったか?

臨海地域公共交通網形成計画(これも舛添知事時代)を速攻でぶっ潰し、その後の手当てを全くしていないことは忘れない。

▼数値目標
 計画の中で、幾つかの数値目標が示されています。
勝どき~新橋 約10分以下、国際展示場~新橋25分以下

f:id:dorattara:20200131011530j:plain



(出典:東京都)

 これは一見、不満の残る目標に見えますが、東京オリンピック大会終了を目途としたBRTの目標としては悪くない数字かもしれません。環状2号線の築地市場区間が暫定開通と考えられるからです。
 また、1路線以上の路線バスの拡充がアナウンスされました。
このほか、
②シェアサイクルのポート新設10カ所以上
③乗り継ぎで物理的つながりのとれた施設、UD、バリアフリーなどが充実した交通結節点の新設1カ所以上
④新たなまちづくりへの公共交通路線の新設 1路線以上

がアナウンスされています。

dorattara.blog.fc2.com

参考 

harumi-island.com