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東京都中央区、江東区の臨海部を中心としたメモ。独自の情報を除いては、報道ベースではなく、発表主体の情報をベースに書くことを基本にしています。最近はゲリラ的な花火大会情報も提供。

#89 また免震タワー用の新構法発表 トライスター向け、千葉・鴨川で初採用、三井住友建設

三井住友建設がトライスター型タワーマンション用の新構法「スラット・トライスター・タワー」を発表した。2種類の異なる特徴のモデルから選択する。

 

また、すでにこの構法を初めて採用した物件が存在する。

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三井住友建設

 

 

採用物件概要

物件名 (仮称)パークウェルステイト鴨川

所在地 千葉県鴨川市

延床面積 約47423㎡

階数 地上22階・地下1階

総戸数 473戸(予定)

 

 

新構法:プロジェクトに合わせて2種類から選択可能

トライスターマンション向けの構法は2種類。プロジェクトの性格に合わせて選択する。

①住戸内を横断する梁を最少化。プランニングの自由度を追求する。

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三井住友建設

 

 

②開口部の梁をなくし、天井いっぱいのハイサッシュによる開放感を追求する。

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三井住友建設

 

この構法も高さ120m前後までのもの。

 

感想・まとめ

三井住友建設は新構法の開発に積極的。免震タワーマンション向けのこんなエントリを建てたばかり。

 

dorattara.hatenablog.com

 

 

どれもこれも面白いのだが、梁を減らして大丈夫なのだろうかという不安は拭えない。もちろんしっかり設計されていて大丈夫だと思うのだが、どうしてもこのイメージが残るなあ。

ja.wikipedia.org

 

参考

www.smcon.co.jp